『国立科学博物館』 「特別展 空と宇宙展」 (空編)

「JAXA 静寂超音速研究機」

昨日の夜、浅草の安宿へのチェックインの時に入り口に置いてあった各種パンフレットの中の「飛べ!100年の夢 空と宇宙展」が目にとまった。夕方はともかくとして午前中は天気が悪そうだし、久々の博物館巡りでもしようと、浅草から歩いて会場である上野公園の国立科学博物館へ。

ちとフライングするが、上の大きな写真は「JAXAの静寂超音速研究機」の模型。JAXAが「マッハ2」を実現する小型機を開発したい旨を主張している模型展示である。かつて「コンコルド」が「マッハ2」で駆け抜けた空を、もっと経済合理的なサイズで実現しようというJAXAの野心的な展示である。…が、そんな技術的な探求心やら何やらは、現在の経済状況やら何やらが許しはしないだろう…。だったら思い切って、どこぞの政党の「蓮舫議員」あたりに「シュール」に仕分けしてもらいたいもんだ。

「マッハ2の理由は何があるんでしょうか?マッハ1じゃダメなんでしょうか?」 (爆)

俺自身は「夢とロマンと現実」の狭間で生きていこうと思ってます。ま、それはともかくとして…

『国立科学博物館』 「特別展 入り口」

国立科学博物館の特別展入り口。一般ウケする内容(夏休みの恐竜展とか)だったりすると、とんでもない行列が出来上がったりしますが、今回は幸い待ち行列までは出来ていなかった。それとも季節外れの台風に感謝すべきなのかな?

「プロペラ機のエンジン」

特別展入り口側の空間は、今回のテーマ「空と宇宙展」の「空」、すなわち「飛行機」に関する展示。そう言えばスバルの新型水平対向エンジンが何ヶ月か前にニュースになっていたが、理論的には分からんが「見た目」的なエンジンの振動キャンセルの技法?としては、円周上にシリンダーが配置されたレシプロ機用のエンジンほど理に適った物は無いように思えるなぁ。実際はどうなんだろう?ねじり方向の力に悩まされたりしていたんだろうか?プロペラ回しちゃうと空力的に右だか左だかに傾こうとしそうな気はするけれど。

「V2500 ターボファンエンジン カットモデル」

こちらは「V2500 ターボファンエンジン カットモデル」。

ターボファンエンジンの仕組みを帰宅後理解しようとしているんだが…wikiの解説を何度か読んだが「ジェットエンジン」と「ターボファンエンジン」の違いが未だによく分からない…(汗)

吸気側にでっかいファンを置いて、口径以上の空気を吸入するのが「ターボファンエンジン」ってことなのかな?

「昭和6年の羽田空港」

ここからは実際の展示の順序とは離れるが、「羽田航空宇宙科学館推進会議」の皆さんによる展示を紹介します。右の写真は「昭和6年の羽田空港」。今で言うところの「地方空港」っぽいですね。

「昭和20年の羽田空港」

こちらは終戦直後の羽田空港。

埋め立てで拡張している事が良く分かります。

「昭和45年頃の羽田空港」

2本の滑走路を構えた、現在の羽田に通じる空港の形になり始めた頃かな?良くも悪くも「大都会東京」のすぐそばにある空港と言う事を、地元の方だけでなく利用者も理解し始めた頃なのかな。(この頃から成田との棲み分けが水面下で進んでいたらしいです)

「平成2年の羽田空港」

今の羽田のイメージに一番近いであろう一枚。

3本の滑走路はお馴染みですな。

「現在の羽田空港」

右はこれからの羽田の姿。「D滑走路と新管制塔」が、これから我々を様々な場所へと導いてくれてくれるであろうし、様々なお客さんを迎え入れてくれるであろうと思います。

「反転ローター式のヘリ模型」

羽田のパネルと同じフロアにあった飛行工作としてのヘリコプター等。最初は「ふ~ん。。。」と思ったが、写真一番下の機体は良く見ると…「反転ローター」装備っ!(驚)

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