「Make: Tokyo Meeting 07」に行ってきた(後編 「ジャンル問わず系」)

「MTM07 タチコマ型ロボット?」MTM07は作る事、作った物で楽しむ事がテーマだったりするので、電子工作に限らず色々な種類の展示があります。冒頭の写真はどことなくタチコマっぽい、実際に乗って楽しめる乗り物。それにしても去年はさほど見かけなかった気がする家族連れやカップルが多数会場にいらしいてたのが印象的。人出自体もかなり多かったです。

「MTM07 かわうそ兄弟商會 数式やら何やらで染められた藍染各種」こちらは「かわうそ兄弟商會」さん出品の藍染各種。一般的な藍染とちょっと違うのは、各種元素記号やら有名な方程式やらがデザインに使われている事。女将さん曰く「私には、数式って言葉みたいに見えるんですよ。」との事。言われてみれば確かにそうかも知れないなぁ。皆欲しくなる魅力的な品々だったんですが、「数学における最も美しい定理」と呼ばれるオイラーの等式が染め抜かれた新書用のブックカバーを購入。MTM07に限らず、今回Getした品々は別記事にて御紹介予定中。

「MTM07 ペーパークラフト巨大ドム」

こちらは小学生の背丈以上はあろうかという大きさのペーパークラフト製「ドム」。CADでデータを作って制作されたそうでして、もはや紙では自重に耐えられない大きさの為、中にフレームが入ってます。凄いなぁ…と思って眺めていたら、制作者の方に話しかけられまして「最近、アメリカでこれより大きいガンダム作られちゃったんですよ…」との事。う~む。。。

「我々は一つの記録を失った。しかし、これは敗北を意味するのか?否!始まりなのだ! 」

~中略~

「目指せよ!「お台場のガンダム」越えを。ジーク・ジオン!」(爆)

「MTM07 ウダーの演奏」

こちらは「ウダー」という電子楽器を展示&演奏されていたブースにて。フランスの小さなボタン式のアコーディオンを彷彿とさせる構えで演奏されていました。メロディーライン&和音を奏でられる楽器にはやっぱり憧れますな。

欲しい…ウダーと「ウダーを演奏できるあの腕&指」が…(腕&指は非売品)

「MTM07 電子部品がアクセサリー」「MTM07 電子部品が万華鏡の中に」

こちらは電子部品をアクセサリにしているブース。違和感なくヒューズやLEDにコンデンサがアクセサリーになってます。そして同ブースにて覗かせて頂いて驚いたのは「電子部品万華鏡」。1/6w(だと思う…)のアキシャル抵抗やら水晶発振器やらコンデンサが万華鏡の中で踊っているんですが、確かにデザインとして美しい世界が広がっていました。

ちと長居をしてしまったのは…制作者の方が美人だったから…だけではございません…(汗)

 「MTM07 タマゴの殻がエンクロージャーのスピーカー」「MTM07 7気圧空気砲」

「MTM07 手芸のワークショップコーナー」「MTM07 腐食する電池」

 ちと早足になりますが、気に掛かった展示を御紹介。

左上は何と卵の殻をエンクロージャにしてしまったスピーカ-。展示されていた方が休憩中のタイミングだったので実際に聴く事は出来ませんでしたが…はて、どんな音がするんでしょうか?故「長岡鉄男」氏も気になっているに違いありません 。

お隣は7気圧の空気を充填してぶっ放す「空気キャノン砲」。発射の際にはもの凄い音が周囲に響き渡ります。いったい何に使うのか…?と言う野暮な質問はこのイベントでは御法度です(笑)

左下の写真は手芸関係のワークショップ会場。昨年よりも大きなスペースが用意されていたりして、こういう積み重ねが今年の幅広い層のお客さんが来場している理由の一つっぽいですね。

右下は「腐敗する電池」。いわゆる「ボルタの電池」を使ってちょっとした美術寄りのメッセージ性の強い展示だった訳なんですが…科学的な反応を使ったエネルギーの使い方ってのは、奥底に実は「使い捨て」的な本質的意味があるのかも知れない…などと感じてしまいました。美術系のアプローチの方の展示にも「はっ」とさせられる事が多かったです。

こんな具合に会場を廻りまして、夕暮れ迫る会場でMTMマグカップを買ってみたりしたりなんかしてMTM07会場を後にしました。

いやぁ…ホントに来て良かったよ!皆さん色々と刺激をありがとうございますっ!

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