仕事が様々な事情で暗礁に乗り上げた関係で、もはや無いと思っていた休日がやって来たっ!
仕事的には宜しくないけど…このブログ的には大歓迎っ!(ちと微妙なんだけれども…)
前回の三好達治記念館訪問(未達)で燃え尽きている俺様ではあるが、「秋の関西1デイパス」なるものをJRの駅で見掛けたのでお買い上げ。単に「北は敦賀、東は米原、南は和歌山、西は姫路のもう少し先まで!」という巨大エリアのフリー乗車券を買ったつもりなのであった。
が…
京都に向かって乗っている電車の吊り広告で、この切符の本当の使い方を知る。
~吊り広告開始~
【秋の関西1デイパスは「高野山チケット」、「曽爾高原チケット」、「湖都・びわこチケット」のいずれかひとつに引換えができる引換券がセットになっています!】
~吊り広告終わり~
…何じゃそりゃ?(驚)
当初、京都を軽く散歩でもして大阪に戻ってこようかと思っていたが、明らかに観光客が多いので京都はパス決定。京都駅のホームでちと考えるものの、高野山と曽爾高原の位置関係が良く分からないので…琵琶湖にGo!
京都から琵琶湖の玄関口?大津港へやって来て、「秋の関西1デイパス」を観光船乗り場に出した結果…何だかあれこれ渡された。10時発の観光船ミシガンの乗船券に大津線一日乗り放題チケットに、ポップコーン引換券に観光案内多数。
冒頭の写真はこれから乗り込む琵琶湖観光船「ミシガン」。昔のアメリカ辺りを彷彿とさせる雰囲気の4階建ての大きな船なのでありました。
残念ながら午後から雨が降る予報のどんよりとした日だったので眺め的にはイマイチでしたが、海岸線…じゃなくって湖畔沿いを走る船なので、琵琶湖を堪能出来たのでありました。皆さん思い思いに一時間の遊覧を楽しんでおられた感じです。
ちなみにこの観光船ミシガン、メインの動力が後方にある水車の外輪船なのであります。いや~初めて乗ったよ外輪船!
琵琶湖を1時間程流した後は(は?)京阪電車の大津線へ。下調べをしていないので良く分からないが、きかんしゃトーマス列車に乗り込む俺。時折アナウンスに「トーマス」の声が流れたり、江ノ電みたいに道路を走ってみたりと結構楽しいローカル線。そう言えば…
…きかんしゃトーマスって結構事故るよね…トップハムハット卿?(それは言うなっ!)
大津線の北の終点、琵琶湖側からの比叡山への入り口となる坂本駅へやって来てようやく今日の大まかなルートが決定。比叡山を抜け、京都の北部から大阪方面へ帰ることにしますかね。
坂本駅から比叡山へ登るケーブルカーの乗り場に向かう途中で見掛けた「水琴窟」がいい音色だった。例えとして適当なのかどうかは分からないけど…スチールドラムに水滴を垂らしたらこんな感じかも?という音色を竹筒から聴くことができます。
この後は怒濤の乗り物ラッシュ。日本で一番長いらしいケーブルカー「坂本ケーブル」に乗って比叡山の上の方に到着した後は、路線バスにロープウェイに再びケーブルカーを乗り継いだりして京都府入り。普通ここまで来たなら寄るだろうという比叡山延暦寺は…
いやぁ…俺ここにはバイクで来た事があるんだよ。もう少し紅葉が鮮やかな時期だったらのんびりしたかもなんだけど。
京都市内へ向かう電車もこれまたラッピング車両だらけ。関西ってラッピング車両がやたらと多い気がするけど…どうなんだろう?
京都で雨が降り始めたので、奈良へ奈良線で乗り鉄開始。奈良駅では「奈良」という後付け感たっぷりなシールを貼られた柿ようかんをアテにグビグビ…(奈良漬け位買えやっ!)
単線の奈良線はクソ遅かったが、関西本線の快速は結構速くて夕方に大阪へ到着。
天満食肉センター直営?の赤提灯で、焼きとん串やらスジのおでん、串揚げなどを頂きつつ…(写真を撮ったタイミングが悪くて質素ですが…結構食ったのです)
いかにも大阪のイメージ漂う天神橋筋商店街でベジ焼なる130円のミニお好み焼きを食べ…
立ち食い蕎麦屋で「きつねうどん」を食ってホテルに戻ったのでありました。関西圏の食文化に触れるには「たぬきそば」を注文すべきだったっぽいのだが…まぁ次回かな。
そう言えばJR西日本の通勤電車のこのディスプレイ(一両あたり3台だか4台設置)は、見やすいので個人的に好感を持てたのでありました。
問題を先送りにしているとはいえ…OFFの日はやっぱり楽しいよ!