皆様明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願い致します。
年末年始はず~っと鹿嶋でのんびり過ごしまして、成人の日の三連休も出掛けていた関係で…
もはや正月だった事なんて完全に忘れてしまっている1月半ばになってようやく正月のブログを書き始めてます…
なんだか初っ端から今年の先行きを暗示しているような気がするんだが…(汗)
今さら細かくあれこれ書く気にならないってのが正直な所なので、妹夫婦の子供達と一緒にやった人生ゲームをネタ?に今年の一発目を。
人生ゲームってのはその時々の世相を反映させて何度もリニューアルされて作り続けられているそうでして、バブリーな頃はバブリーな内容の人生ゲームだったと新聞だかTVだかで聞いた事がある。ま、ゲームの仕組み自体は大昔(俺がやってた頃だから…30年以上前だなぁ…)から変わっていませんで、およそ日本の紙幣とは思えないカラフルな貨幣を使ったり受け取ったりしながら、三つ程の山と白い橋のあるマス目を進んでいく超有名処のすごろくゲーム。
この「人生ゲーム」の人生に幼少~学生時代は全く存在しておらず、最初のルーレット一回し目でその後の人生の職業がいきなり決定するという…
超画期的な「人生時短システム」を採用(爆)
やり込んでいる子供達は自分の職業に喜んだり(医者)ふくれっ面になったり(フリーター)と、ルーレット一回し目から悲喜こもごも。
その後も多少の突発的イベントで収入や支出に多少の揺れは出るものの、途中で買う事の出来る株を元手にルーレットの出目で大金を手に入れるか、一番最初に白い橋を渡りきって後から来る奴等から通行料を取るかしないと給料の差を埋めるのは確かに絶望的な流れで最後のゴールを迎えるのである。
さて…あなたの目にはこの人生ゲーム、一体どう写るのであろうか?途中の努力をすっ飛ばして職業や給料が決まってしまうのは教育上良くないとか、株で一発逆転なんてとんでもない発想だとかかな?ま…真面目な方は真面目に考えてしまうかもなぁ…とも思うが、俺なりの解釈はこんな感じだな。この「人生ゲーム」ってのはその「人生」の響きとはまるで裏腹な内容の…
子供向け「ギャンブル入門ゲーム」だろ?(笑)
別に「医者になりたいから!」では無く、ゲームに勝ちたいから医者のマスに止まりたいという理由でルーレットが3で止まるように祈ってみたり、誰よりも早く白い橋を渡ってしまって勝ちに近づきたいからルーレットが10で止まるように祈ってみたりと。
そして、人生を学ぶ為のゲームなんぞではそもそも無く、本質的にギャンブルゲームであるが故に何度も何度もやりたくなるんだよ。一度勝利の味を味わうと特にねぇ…(笑)
この世の中ギャンブルには色々種類がある訳だが、麻雀の様に真面目に経験を積めば強くなるものもあれば、宝くじのように完全に運任せのものもある。人生ゲームはというと…もちろん後者に限りなく近い存在。
人生ゲームをやっていると子供の頃からギャンブル依存症になるんじゃないのか?なんて心配なんてしなくても、子供達自身は何度も何度も人生ゲームをやっていく過程でそこいら辺は分かってる。自分が自分自身の力でルーレットの目を引き当てた訳じゃ無い…って事をね。
ギャンブルというと無頼な奴らが好き勝手にやっている世界であって自分には関係の無い世界だと思われる方もいらっしゃるかもしれないが、自分の思い通りにはならない世界があるという事を自ら理解するのに、これほど分かりやすい世界も無い。
人生80年という括りが俺にも当てはまるのであればだが、ちょうど人生の折り返し地点の1年目が今年である。色々考える事が無い訳ではないが…今年も引き続き攻めの姿勢で人生を楽しみたいと思っている。
兜町の賭博場から普通預金に金を移すつもりはさらさら無い。今年の車検を通す事を諦めたボロバイクを言い訳にバイクを降りるつもりもこれまたさらさら無い。ギャンブルはこれからも続けるし、行きたい所にはこれからも行き続ける。何と言ってもこの目で見た事の無い行きたい場所はまだまだたんまり残ってる。そんな訳で…
「人生ゲーム2013 ~自己満足編~」の開幕ですな。ご期待を(笑)