鎌倉ゲストハウスでは、長野の1166バックパッカーズで出会った物理屋さんが近所に住んでいると言う事で久々に再会したりした後で…
高徳院の大仏様を拝んだりして、今日の予定をちと考える。このまま鎌倉見物をした後、秋葉原へ買い物に繰り出してもいいんだが…何となく船に乗りたい気分なんだよな。この近くで船というと…横浜のシーバスか久里浜から千葉の浜金谷へ向かう東京湾フェリーあたりか?それか東京ビッグサイト周辺の船とか…あっ!まだ乗ってない気になる観光船が近くにあるではないですかっ!
「横須賀軍港めぐりっ!」(喜)
自衛隊や米軍の各種軍艦が近くで見られると案内に書いてあったな。相変わらずの寒さではあるが天気も回復しつつあるし、今回は横須賀に行きますかね。
そんな訳で鎌倉駅から横須賀線で横須賀駅へ。横須賀は旧海軍時代から続いている歴史ある軍港でして、今の時代も軍港としての日常が広がっている空間。冒頭の写真は横須賀駅からすぐの場所にある「臨海公園」の風景。海沿いに整備されている公園としては、横浜の山下公園の立地条件と似てはいるものの、あちらは公園から見えるのが氷川丸や日本丸だったりするのに対し、こちらはイージス艦やら潜水艦だったりするので雰囲気が全く違います。
軍艦萌え系カップルには、もちろん横須賀港が絶対お薦めです(笑)
横須賀軍港めぐりは大人気だそうでして、携帯で事前予約状況を確認した所…週末は満員御礼のオンパレード。ただ、雨でない日には観覧船の屋上50人分が追加で当日券として売り出されると言う事なので期待半分・不安半分でチケット売り場に向かってみた所…
空きありますっ!(喜)
待たずにすぐに乗れる12:00の便はさすがに忙しなさ過ぎるので13:00出航のチケットを買いまして、前回来た時は「横須賀海軍カレー」を食べたので、今回はどぶ板通りで「横須賀ネイビーバーガー」を食べたりした後(この様子は別記事にて)、お待ちかねの横須賀軍港めぐりへいざ出航!
ご覧の通り事前予約済みの団体客と一緒に観光船に乗り込みます。後ろの方に並んでいたので見晴らしのいい屋上部分が埋まってしまったらどうしようとちと不安ではあったのだが…寒さ&団体客の年齢層が結構高めだった事もあり一階の暖房の効いた船室部分が上手く埋まってくれまして、無事に屋上後方の見晴らしのいい場所をゲット!
正直言って軍艦の種類とかに詳しい訳では無いんだが、ガイドの船員さんによるユーモラスなオヤジギャグを伴った解説が聞けますので事前知識無しでも良く分かりました。
それではここからは観光船から見えた軍艦の写真などを…
こちらは潜水艦3隻。「おやしお型」だったっけかな?潜水艦上で作業をされていた方が、こちらに向けて手を振ってくれています。これは映画の話になるが、俺って潜水艦映画とかが大好きなんだよね。閉鎖された空間で繰り広げられるあの独特な雰囲気が。
こちらは米海軍のホテルシップ。文字通り宿泊用の船だそうでして、1000人乗りだそうです。何でこんな船が必要かと言いますと…
ここ横須賀の米軍基地を母港とする米海軍の空母「ジョージ・ワシントン」の乗組員が修繕作業中に乗り込むためだそうです。ちなみにこの空母の乗組員は5000人越えだそうで、街が海の上に浮かんでいるような存在だな。空母と言う事で警備が厳しい(右方向に走っていく船が観光船に対して一線を引くように随行してきます)のである程度離れた距離ではありますが、その巨大さが良く分かりました。
こちらは海上自衛隊の掃海艇。海上・海中の爆発物処理(機雷とか)が任務だそうでして、磁気を帯びた船体に反応して爆発する「磁気機雷」に対応する為に、船体が何と「木」で出来ているそう。写真では判りにくいが、確かに船体に木目が見えた。そして何と、世界最大の木造船としてギネス記録を保持している船なんだそうだ。
こちらは海上自衛隊の海洋観測艦。大砲が付いている船ばかりでなく、潜水艦救難艦などの船も間近に見る事が出来た。色々な種類の船を間近に見られるので軍艦マニアにはたまらない45分間になること請け合いです!
そう言えばここ横須賀には、日露戦争における連合艦隊旗艦「戦艦三笠」もあったりしますんで興味のある方は是非。
えっ?「坂の上の雲」で再度注目されている「戦艦三笠」の事かだって?俺がこの戦艦三笠の名前を知っている理由はそんなんじゃねぇに決まってるだろ。こっちだよこっち。
「横須賀海軍チキンカツビッグカレー砲featuring戦艦三笠」(爆)
「あなたの胃袋を30.5cm(戦艦三笠の主砲の口径)のチキンカツが直撃します!」
そんな訳で電源を入れっぱなしだったGPSログによる「横須賀軍港めぐり」の軌跡がこちら。文字通りグルッと一周してますな。
横須賀軍港めぐりを楽しんだ後は、秋葉原へ移動して色々買い物したりなんかして夜に帰宅。いやぁそれにしてもいい週末になったよ(喜)