久々の九州上陸 ~諫早の街中を散歩~

長崎空港へ着陸する前、機長より到着予定時刻と長崎の天気のアナウンスが。

「…長崎の天候は、雨となっております。…」

え゛~っ…長崎って…雨なの?(涙)

しまった…バイクじゃないから天気に無頓着な状態で九州までやって来てしまった。日立がそれなりの天気だったから、こっちもそうだと勝手に思ってたよ。。。着陸の為に高度を下げると確かに雨の中になりまして…雨降る長崎空港へ無事到着。去年のGWのツーリング以来の長崎入りか。それにしても結構降ってるなぁ…

こちらは荷物受け取り用コンベアを流れる「巨大なびわ」。この手の物は、我らが故郷の「大分空港」のウニやエビの寿司が有名だ。まぁそりゃそうと、びわの生産量が多いのは長崎県なのか。千葉の道の駅「とみうら」の「びわソフト」が有名だから、千葉なのかと漠然と思ってた。

長崎空港は思っていたより大きな空港だった。場所的にソウルや上海行きも有る関係で飛行機の発着も多め。空港自体の見学は帰りにする事にして、今日の宿のある諫早へ路線バスで移動開始。

そういえばこの路線バスの運転手さん、やたらと丁寧な方でして、空港を出発する時には客席の方へ一礼して「長崎県営バスの○○と申します。本日の乗務を担当致します。宜しくお願い致します。」てな挨拶の後で出発。

走っている時も同じ調子でして、信号待ちで止まる時にも「停車致します。」、右へ曲がる時には「右折致します。」、ボタンが押されると「○○一丁目 停車致します」てな具合にこれまた丁寧。

長崎県は観光客に対してやたらと親切だと聞いた事があるが、それだけでなく人に対して優しい場所なのかもしれないなぁ。このバスだけでなく、今回泊まった安いビジネスホテルや観光案内所に売店やら空港の食堂で、この写真の料金表示の下の張り紙の様に「筆談設備あります」と掲示されている場所がとにかく多い。

1時間程路線バスに揺られて諫早駅前に到着しまして、ビジネスホテルに荷物をぶち込んだら、簡単な市内観光マップをホテルの受付でもらいまして、当然の事ながら諫早のお散歩開始で~す。

こちらは諫早市内を流れる本明川にある「飛び石」。昔から橋代わりとして、時には洗濯場として使われてきたそうです。大水害で流されて以来30年間程無かったそうですが、諫早を舞台にした「親戚たち」というドラマで撮影用に仮設されたのを機に復元されたとの事です。この写真を撮っていた時も、地元の女子高生二人がおしゃべりしながら渡っていきました。実はこのすぐそばに便利で立派な橋が架かってるんですが、こちらの「飛び石」を渡りたくなる時って確かにあると思うなぁ。

そして冒頭の写真はこの本明川にかつて掛かっていた「眼鏡橋」。本明川の拡幅工事の関係で諫早公園に移築復元されたとの事ですが、確かにこれは美しい橋ですな。

ちなみに写真からは「静寂」を感じるかもしれませんが、すぐお隣の「諫早高校」の部活動が盛んに行われていまして、応援部(団?)の練習にサッカー部の応援練習の声が響き渡ってました。ま、平日夕方は観光客の時間ではなく彼らの為の時間だと思うんでもちろん文句はありません。何と言っても「若いって事」は最高に幸せな事だしね。諫早高校の元気な皆さん、これからも引き続きお元気で!(笑)

眼鏡橋のすぐ近くには「諫早公園」というちょっとした山がありまして、頂上まで登ると巨大なクスの木がお出迎え(樹齢600~1000年との事です。フレームに収まらないので写真は撮りませんでした。)

諫早公園の頂上から市街地の方へ目をやりますと、長崎市内の坂だらけの街並みとは少々違った街並みが広がります。

…この後は雨脚が強くなってきたので諫早の飲み屋を物色するもピンと来る店に出会えなかったので…駅前の西友で酒とつまみを買い込みまして…飲み会開始。

そうそう、一応今日のGPSログを。朝寝ぼけてGPSロガーの電源を入れるのを途中まで忘れていたにも関わらず、飛行機パワー炸裂ですな。

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