真っ白に雪化粧した長野駅前に辿り着き、電車の運転状況を確認すると…ほうほう、特に問題無さそうですな。それでは予定通り「えっ?茨城県に帰るんじゃないの的スペシャル大回りツアー」を開始しますかね(笑)
長野市と日立市の位置関係は、直線で結ぶと桐生あたりが中間点とさほど遠い訳ではない。さすがに真っ直ぐ電車が走っている訳では無いが、普通に考えると横川経由で両毛線と水戸線を乗り継いでいくか中央本線で新宿廻りになるのであるが…
事前にちと調べた結果、中央本線で愛知県の名古屋市まで行き、東海道線→常磐線の普通列車を乗り継いでも、何とギリギリ同日中に茨城県日立市の最寄り駅「大甕駅」まで戻れる事が判明。冬の青春18きっぷ最後の一日に相応しいので…『所要時間「15時間26分」 乗車時間「13時間20分」』の旅にいざ出発で~す!
8:22の長野発 篠ノ井線 甲府行きに乗り込んで、まずは日本三大車窓?の一つと呼ばれているらしい姨捨駅へ。スイッチバックをして駅に入ってきた時に目にする善光寺平方面の光景は確かに美しい。夜景が特に良いと言われてるのもうなずける光景でした。今度は夜に来ますかね。
その後、今日唯一ノンビリと乗り換えできる松本駅へ定刻通り9:34に到着。こちらは雪で真っ白けだった長野駅前とはうって変わっての良い天気。これでもう少し遅い時間であれば、営業している蕎麦屋が何軒もあったろうに…と思いつつ駅前のロータリーに出てみると、何やら蕎麦打ちしているお店の軒先の看板に「モーニングセット(そばがゆセット)」等と書いてあるではないかっ(喜)
「そばがゆ」ってものを食べた事は一度もないが、多分旨いんだろうと言う事でもちろん入店。まぁここまで来てマクドナルドのモーニングセットやら牛丼屋の納豆定食を食べるよりは旅っぽくていいんではないかな。
お店の方に「そばがゆセット」を注文して待つ事5~6分、料理の単語しか見た事のなかった料理が到着しました。そばがゆと思われるメインのお粥に味噌汁、いかにも長野らしい野沢菜の漬け物にワカサギ?の甘露煮が2匹に、ざるそばに付いてくるのと同じく「つゆとネギ・ワサビ」付き。それでは頂きま~す。
まずはお粥だけを頂いてみた所…ほうほう、蕎麦の香りが立ってますな!それじゃぁ…ネギにワサビに蕎麦つゆも合うんだろうと少々加えて頂いてみますと…おおっ!こりゃいいですなぁ。まるで蕎麦を食べてるような気分になりますよ。
お粥を食べながら甘露煮や野沢菜をつまみつつ、味噌汁を飲みまして…お茶を頂きながらのんびり30分程過ごしました。これはそば粉か蕎麦の振り掛けかなにかを加えてお粥を作ればこんな感じに仕上がるんだろうか?是非休みの日ののんびりとした朝に頂きたいですな。
ご馳走様でした!機会があったらまた伺います!