銀閣寺を見物した後は、市営バスの32系統というのに乗ってグッタリ。何だかんだで4時間ほど雨の下を歩き回っていた事もあり、ちとお疲れモード。当初はバスに乗って少々で辿り着く「平安神宮」散策を狙っていたのだが、雨も強くなってきたので冷房の効いたバスにとりあえず乗り続けます。このバスが途中停車する西京極ってのは繁華街なのかな?と思っていたら、特に何も無さそうな場所だったので終点の「京都外国語大前」で降りたんだが…いち観光客の俺が正直感じたのは…
…微妙に感じる「放置プレイ」感…(爆)
どうやら普通の街としての京都に降り立ったようなので、遅めの昼飯を頂く店を物色しながら市内中心部方向へ散歩を再開。幸い雨は止んでいるので、蒸し暑いのは仕方ないにしても楽ちんですな。ラーメン屋をチェックしてみたりもしたがあんまり気になるお店がなかったので、他になんか無いかなぁ…?と歩き続けていると、何やら気になる「そば&うどん屋」を発見。今回の旅行中に、関西ダシのうどんを一杯食べておきたいと思っていたからこりゃいいや。そんな訳でこちら「藪庵」へ入店です。
店に入ると思った以上に店内は広く、L字のカウンター席に小上がりってな作り。カウンター席からは和風なオープンキッチンが見渡せます(笑)メニューを見ながら注文する品を考えるんですが…昨日「伏見稲荷大社」に行ったのにきつねうどんを食べなかった事を思い出したので「きつねうどん」を注文です。1玉・1.5玉・2玉を追加料金なしで選べるとの事なので…1.5玉を注文。
何やら雪平鍋で個別に「つゆ」を温めたりしている、何気に細かい仕事を見物しながら少々待ちまして…注文の一品が到着。第一印象は…
ドンブリでかっ!(驚)
そしてさすがは関西ダシ、出し汁の透明感が関東とは全く別物ですな。それでは出し汁から頂きま~す!うんうん、関西ってのはコテコテだったりあっさりだったりと、味のコントラストと言うか振れ幅が大きいのが面白いですよね。お次は麺ですが、群馬とかの腰の強いうどんではなく結構軟らかめ。添えられたネギとあっさりとした出し汁が素朴に旨い!そしてきつねうどんの「華」のお揚げなんですが…個人的な経験から言うとこのお揚げ…
「通常の3倍の厚さですっ!」(C)シャア・アズナブル
きつねうどんのお揚げと言うと、出し汁とは違う甘辛く煮た別の味がするイメージがあるんですが、こちらのお揚げは出し汁そのものの味が染み込んでいるってな感じですね。いやぁ…ホントあっさりしていて美味しかったです。
出し汁のあっさり感も手伝ってもちろん完食です。関東風に関西風、全く別の一品として捉えるべき旨いうどんですね。ご馳走様でしたっ!機会が有ったら是非また!