【岐阜県高山市】 焼きそば ちとせ 「大盛いか肉入焼そば定食」

そんなこんなでやってきたのは「飛騨高山ゲストハウス とまる」のすぐそばにある「焼きそば ちとせ」。あれっ?この店ってラーメン屋じゃなかったっけか?店名に焼きそばって書いてあるから焼きそばの方が旨いのかなぁ?店の外にもメニューがあったので軽く眺めると…やっぱりどちらかというと焼きそば中心のお店の模様。とりあえずラーメンではなく焼きそばを食べることに決めて店内へ。引き戸をガラガラと開けると、カウンター席と赤系の天板の4人掛けテーブルが並ぶ昭和の食堂の風景が広がっている。


カウンター席に陣取って、メニューを眺める。肉入りだの卵入りだのいか入りだのと種類が多く、大盛にしても大して値段が変わらない。大盛いか肉入焼そばってのに決めたところでメニューの端っこを見ると「+140円で定食に出来ます」とな。ここ高山は焼きそばをおかずに飯を食う関西圏だったのかっ!と思ったところで、大して値段も上がらないので「大盛いか肉入焼そば定食」を注文。
TVから流れてくる明日の天気予報をチェックしたりして少々待ちます。おっ…明日までは天気が持ちそうですな!

来ました…おいおいこれは…予想を超えた量ですな(汗)ではまずは焼きそばから頂きま~す。ほうほう、これはいいバランスです。色は結構黒いんだけど、ソースの味自体は薄めなんでそんなにしつこくありません。イカは程良く軟らかく、歯ごたえ的にも良いアクセントになってます。肉は別途焼いておいたのを上に乗せた感じですかね。麺の腰はさほど強くなく、富士宮や太田、横手などの焼きそばよりも軟らかい麺と言ったところ。中華スープと思わせつつ実は違う、説明に困るスープをすすった後で焼きそばをおかずに飯を喰ってみたところ…

焼きそばおかずに飯…食べられるね…

何というか…そんなに違和感無いんだよなぁ…これは普通にいけますよっ(笑)

…とは言え、焼きそばとご飯の蜜月関係はさほど長く続かず…ご飯は量的な関係で早い段階で無くなりました(笑)焼きそばと比べると量少ないしねぇ。でもお腹が脹れてきても箸は止まらず、程良い満腹感の中で完食です。いやぁ…これはB級グルメ的なものを好きな方にはたまらない店だと思うなぁ。そういうのが好きではない方には、A5の飛騨牛ステーキをお勧めします。きっと御満足頂けるかと。

ご馳走様でしたっ!また伺います!

【岐阜県高山市】 国八食堂 「鉄板焼きとうふ定食」

ここ「国八食堂」はバイク乗りの間では結構有名でして「鉄板焼きとうふ定食・ホルモン定食」が名物(と言うか、基本これしか無いと思って間違いない)。当初は「とうふ定食+ホルモン単品」を頼もうかと思っていたが、小さめとはいえ「高山バーガー」を食べたばかりなので「鉄板焼きとうふ定食」を注文で~す。

12時少し前に入店しましたが、もうすぐお昼ということもあり、あっという間にお店は満席に。しばらく待っていると熱い鉄板に豆腐がのった「鉄板焼きとうふ定食」がおばちゃんの手で運ばれてきました。結構鉄板が熱いみたいで目の前で「ジュージュー」いってます。それでは鉄板焼きとうふを頂きま~す!

うひょ~っ!ハフハフしたくなる熱さですな。こりゃ旨いっ!

焼きとうふにご飯、赤だしの味噌汁?に漬け物といたってシンプルなんですが、ちょっと濃いめの醤油味の焼きとうふが旨い!です。それから鉄板が良く使い込まれていることもあってか急いで食べなくても最後まで鉄板にこびり付いてしまうようなことは無く、最後まで熱々が頂けます。赤だしの味噌汁は食べ慣れていないからかちょっと独特な味に感じますね。ただこの味噌汁、以前名古屋で味噌カツ定食を食べた時の赤だしの味噌汁とは全く別物のように感じたんだが、もしかしたら赤だしの味噌汁といっても色々種類があるのかな?

どんぶり飯を平らげながら感じるのは、こういう安くて旨いものに出会える機会があって良かった…というか嬉しいという事。飛騨牛のステーキでも食べていれば文句なしに幸せだとは思うが、俺にとってはこれはグルメだよ!。何と言っても「わざわざ食べに来なけりゃ食べられない味!」な訳だしね。

個人的には群馬県渋川市の国道17号沿いの大衆食堂「永井食堂」と同じ雰囲気を感じます。もちろんどちらも「旨い」という意味でです。

また高山には来ようと思っています。さすがに電車だとここに来られるか分かりませんが、バイクで再度伺う心づもりは十分です!ご馳走様でしたっ!また来ます!

【岐阜県高山市】 ハナミズキ/hanamizuki 「高山バーガー&飛騨りんごジュース」

高山陣屋方面から戻る途中、hanamizukiというお店の「高山バーガー」がどうしても気になり食べていくことに。店頭の立て看板によると…「パンは地元で大人気のハイジさんのパン、パティは飛騨牛100%…」

「飛騨牛…来た~~~~~~っ!」(C)織田裕二のマネをする山本高広

入店したときは店の半分はパン屋か何かなのかと思ったが、良く見るとお洒落なガラス細工のお店だった。結構ゆったりとした店内の橋の見える席に座って待つこと数分で注文の品が到着です。ふむふむ、これが飛騨牛100%のハンバーガーですか。ちょっと小振りだけど肉の厚みが結構あるね。それでは頂きま~す!

おおっ!これは上品な旨さがあるぞっ。がっついて食べる物ではなく、味わって食べるハンバーガーだな。最近値段の上がってしまっているシャキシャキレタスも何とか頑張っている。ファストフードのどのハンバーガーチェーンのハンバーガーとも違うけど、パティの肉汁溢れる味わい的には、以前食べた佐世保バーガーと同じ系統ではありますな。

ま、でかさについては互いに真逆の存在だけれども(笑)

それから飛騨リンゴジュースも、フレッシュジュースのような濃縮果汁還元的な味わいとは違う気がする旨さ。実はこれ、濃縮果汁還元だったら…その時は笑って下さい…(汗)

冗談はともかくとして密度の濃いズッシリとしたハンバーガーですので、高山を訪れたB級グルメ愛好家だけでなく幅広い層の方に是非一度食べて頂きたい一品ですね。ご馳走様でしたっ!