震災時に起きた「ガソリン検索バブル」に関してのメモ

ちょうど「ひと月前」に「サーバー乗り換えで得たもの…失ったもの…」で話題にしたんだが…ドメイン変更を伴うサイトの引っ越しで、googleの検索エンジンのランキングが「その後」どうなったのかをメモしておきます。

アクセス数に関する記事を書いた2011年03月02日以降、03月07日頃からgoogleの検索で新しいドメインの表示が始まったらしく、サーチエンジン経由の流入数が増え始めた。Logを毎日細かく見ていた訳では勿論無いが、率直に嬉しいなぁ…と思っていたところで地震が発生。

地震発生後、数日間は2倍程度のアクセス数。この時点では自分自身ネットにアクセス出来る状況には無かったが、記録として振り返ると…個人的にはこれでも驚異的。

その後停電が解消され、北関東の皆さん(私も含め)ネットへのアクセスが出来るようになると共にガソリン不足が顕著になってきたのと同時にアクセス数があり得ない状態になった。

このブログはツーリング記録が多い関係で記事のタイトルに地域名が多く含まれている上に、タイトル自体に「ガソリン」や「閉店」という単語が含まれている関係もあって「○○市 ガソリン」というような検索内容で一日8千件近いアクセスがやって来るという異常な状態が一週間近く発生。

ガソリン不足の収拾と共にアクセスは順調に落ち着いてきたこと自体は喜ばしい事だと思う。ただ、ドメイン変更を伴うサイトの引っ越しでアクセス数がどうなるのかという意味では、連続性のないデータになってしまった事は残念だなぁ…

ちと話は飛びますが、これからの情報伝達のあるべき姿に関しては「口コミ・TV・防災無線・ネット」等々、それぞれの利点と限界を含めて今後我々自身で考えて行かなければならないと思いますね。