【甲府市】 凌駕 「手打ち中華(醤油味)」

【甲府市】 凌駕 手打ち中華(醤油味)

【甲府市】 凌駕 店構え

「ぶどうの丘の天空の湯」でひとっ風呂頂いた後、風呂上がりの休憩をしながら観光案内コーナーを見ていると…何やらすごい垂れ桜の写真が。「週末は山梨にいます。」とのキャッチコピーと共にとっても印象に残りました。

垂れ桜のポスターが頭に残ったまんま、あんまりラーメンが盛り上がっていなさそうな甲府市内へ再度向かいますと…国道20号の反対車線に「手打ち」の文字を発見!すぐさまUターンをかましてお店へ伺います。う~ん…LEDのイルミネーションは国道に向けてやるならともかく、駐車場に向けてのは電源切っておいたほうがいいんじゃないかなぁ?何だか安っぽい飲み屋みたいな気が。

ま、安っぽい飲み屋自体は好きな俺なので(笑)のれんを横目に店内へ。「白河ラーメン」&「とら家」の文字が網膜上に焼き付いたまんまメニューを見ますと…「手打ち中華の醤油」しか目に入りませんな(笑)そんな訳で「手打ち中華(醤油味)」を注文です。

出来上がりを待つ間、置いてあった山梨新聞を読みますと…地方欄のカラーページに「慈雲寺の枝垂れ桜が満開」との記事が。おおっ…これは是非見てみたいっ…この写真の「慈雲寺」ってのは、いったいドコにあるのかな?と考えていたら「手打ち中華」が到着。それでは山梨県初となる「スープから頂きま~す」。

う~ん。。。正直言って、これは俺の苦手なタイプの醤油スープだなぁ…塩味が正面に出ている醤油味ってのは何故か苦手なんだよなぁ。もちろん俺が苦手と言うだけの話ですので誤解されませんよう。お次は麺に行きますと…麺は細いと言うか何というか…なんか小さく感じると言うのが正直なところ。あくまで例えなんですが、カップヌードルの麺と太さがおんなじと言いましょうか。具は、ノリとチャーシュー、メンマにネギにナルト+若菜です。チャーシューは結構旨いと思ったんだが、スープの醤油具合?が苦手な領域に入っているからなのか、スープの表面の鶏脂の甘みもあんまり感じられなかったから全体としても残念ながら苦手でした…。ただまぁ…これは私個人の好みの領域の話だと思います。お店の方々の対応はいたって丁寧・真面目でして、きっと私の好みとズレているだけなんだと思います。

もちろん完食しましたが、今回の感想を自分で振り返ると…昔よりも「うんちく」を語りたくなるような回数ラーメンを喰ったと言う事だけの話な気もします(汗)。ま、細かい話はともかく、ごちそうさまでしたっ!

この後結局「快活クラブ」で「慈雲寺」情報を調べつつ一夜を過ごします…(爆)

秩父・甲府無計画ツーリング初日は「ぶどうの丘 天空の湯」で〆

【勝沼】 ぶどうの丘 天空の湯

「皆吉」で大満足な「ほうとう」を頂いた後、少々走りまして昔一度来た事のある「ぶどうの丘」へ到着。昔来た時は昼間で、結構遠くから見える唐突な存在?な「こんもりとした丘」が結構印象深かったが、今回はすでに暗くなってきてるので丘自体はあんまり見えなかったのはちと残念。ただ、まだ暗闇にはなっておらず山の稜線は見えそうだったので、料金を払って掛け湯だけして速攻で露天風呂へ。

おおっ!こりゃいい眺めだぞっ!(喜)

遠くに見える南アルプスのシルエットをバックに、甲府盆地の街の明かりと中央道の車列のヘッドライト&テールライト…旅は~まだ~終わらない~♪(C)中島みゆき

ま、今日の所はこれにていったん終わるんですが…(爆)

さすがに函館の夜景とは光の密度的に全然違いますが、街の明かりの夜景を楽しめる温泉としての存在価値は素晴らしいものがあると思います。こちらの露天風呂からの風景ではありませんが、かつて昼間丘の上から見た風景を頭の中で照らし合わせると…夜景(夕景)の方が印象深いかもなぁ。。。

そうそう、こちらの受付で思わず買ってしまったこのタオル。

天空の湯_タオル

いい意味で商売上手だよな。こういうタオルの見本が受付にディスプレイされてると、タオルを持参しているツーリング野郎でも思わず買っちゃうでしょ(笑)そんなこんなで、こちらでお風呂を頂いた後は実際には甲府市内でラーメンを一杯頂くのだがそれはまた別ページにて。

下図が今日一日のGPSログです。下道オンリーとしては走り過ぎかもなぁ(笑)

2010_04_03_ルート

【甲州市】 皆吉 「鳥肉ほうとう」

【甲州市】 皆吉 鳥肉ほうとう

【甲州市】 皆吉 店構え

秩父でソフトクリームを頂いた後は、三峰口を抜けて更に西へ。ここいら辺まで来ると急激に交通量が減って快適な山間のワインディングになってくる。そして「雁坂トンネル」へ到達する訳だが、このトンネルは地理的に「秩父」にとってはでかい存在なんだろうなぁ。ここが開通するまでは、大回りして奥多摩方面から向かうか、地図で見る限りは普通の道の「酷道299」で十石峠越えだもんなぁ。。。

ま、直線距離的には近いんだろうが(爆)

そんな事を考えながら、国道としては最長距離の「雁坂トンネル」をアクビをしながら走り抜き(ここ走る時いっつも感じるんだが、真っ直ぐなトンネルって事もあり「暇」なんだよね。トンネルの壁にCMでも写して通行料金無料にするってのはどうかな?それかいっそのこと自動車板「動く歩道」にしちゃって、乗ったら勝手に進むとか…)、山梨県側に入った途端に急増する「ほうとう」の文字に心が躍るなぁ(喜)。山梨県の市街地へまだ入る前にある「道の駅 花かげの郷まきおか」でちと休憩し、今日の予定を練り直す。

そもそも今日、秩父へ来る事すら決めていなかった訳で山梨へ来る事など全く想定してないので何の準備も無いんだが、まぁ毎回こんな感じなんで今回もどうにでもなるでしょう(笑)山梨かぁ…そういえばどっかに俺が大好きな「信州健康ランド」(塩尻市)の系列店?が有るという話を聞いた事が有った気が…携帯でちと調べると…「石和健康ランド」がHit。ふむふむ…この国道真っ直ぐ行けばある訳か。。。よっしゃ!今日は最悪でも健康ランドで「生ビール」&仮眠室でぐっすりだぜっ!

健康ランドで「衣食住」の後ろの2つをまかなう事に決めると、気になるのは健康ランドに入るまでに何をやるかという事。石和温泉街の入り口に存在する「石和健康ランド」の前を通り掛かったのが午後4時20分。さすがに早すぎるので、何が有るのかは分からないが…とりあえず甲府駅前へ行ってみる。結構都会な割に中規模なホテルが多いので「じゃらん」で素泊まり宿を調べてみると…駐車場込みで3000円台のビジネスホテルがいくつかあるな。だったら晩飯は外で食べて、風呂は立ち寄り温泉にするのがいいんではないかと思って「ツーリングマップル」を眺めると…10kmほど東の「勝沼」近辺に「皆吉」という「ほうとう屋さん」が紹介されている。他にも何軒か紹介されてるが、さすがに今から富士五湖方面へ移動はしたくないなぁ…(汗)

おっ!?「皆吉」のそばには「天空の湯」ってな展望の良い露天風呂があるみたいだぞっ!

…もはや選択の余地はありません…(喜)

「明治時代に建てられた民家で食べるほうとう 野菜も味噌も自家栽培」 (C) 「ツーリングマップル関東甲信越 2009」

な、解説通りの民家の店先へ到着。「きのこほうとう」も気になったのだが、きのこは今が旬では無い気がするので「鳥肉ほうとう」を注文。真面目にほうとうを作っていそうな店の雰囲気に違わず、真面目に麺&具材を茹でている模様で結構待ち時間長し。その間にこのお店の入り口に置いてあった「天空の湯」のパンフレットを眺めていると…ええっ?「ぶどうの丘」にあんのっ?!そんじゃぁ景色がいいに決まってんじゃんっ!今日(今晩)の温泉はここで決まりでしょ。「ぶどうの丘」って、てっぺんのワイナリーとレストランしか知らなかったよ。

それなりに日立市から遠い場所にいるので、明日のライン取りをあれこれ考えていたりしたら「鳥肉ほうとう」が到着。写真を見て頂けると分かるかと思いますが、相当具沢山です。

今回は最初に具の説明をしますかね。ネギにカボチャにニンジン、白菜に大根に油揚げに鳥肉ってな所でしょうか。鳥肉は結構小切りにされてますが、それ以外の野菜達は大きめにカットされてますんで存在感は大きいかも。麺はもちろん「うどん」の領域ですが、私の知ってるほうとう店の中では細くて厚みの有る部類かと思います。うどんにありがちな「食べている最中でも、時間が経つと固くなる」って印象が無かったので、その点凄いです。味噌は自家製とのことで、良い意味で味を主張する側ではなく、まとめる側として旨いです。

野菜・麺・味噌共に旨かったです。尚かつこのお店の持つ雰囲気&量を考えれば1500円近辺の値段、理解できるなぁと思いました。