さらば佐渡島!普通最初に行くだろ佐渡金山…編

今回の旅の相棒と記念写真

二晩お世話になった道の駅「芸能とトキの里」にて今回の相棒と記念撮影。結構パワーもあるし、幌付きの荷台は快適だしと言う事無しだなお前。気に入ったよ。

今日は昼のフェリーで新潟に戻る訳だが大佐渡スカイラインがまだ冬期閉鎖中の為、遂に佐渡島観光の目玉とも言える佐渡金山に行く事に。

…って、初めて佐渡島に来たら普通行くだろ佐渡金山。俺は前回行かなかったけど…(爆)

佐渡金山は大佐渡スカイラインの入り口にあるので勿論この時期でも見学可能。見学コースとして江戸時代と近代の2コースが有るんだが、当然両方で。

佐渡金山の展示 「手作業の採掘現場」佐渡金山の展示 「坑道の中での金銀大盛祈願」

宗太夫坑コース(江戸時代コース)の様子。薄暗いからこそ雰囲気があったりするので写真に撮ってもイマイチかも。ここは是非ご自分の目で見てみて下さいと言う事で。電気仕掛けで人形が動きます。ここで採掘した金が小判になっていた訳か…ほぇ~。

佐渡金山の展示 金鉱石

宗太夫坑コースの後は一旦金山資料館へ。金鉱石には確かに金がキラキラと。佐渡金山の金鉱石は当時世界的に見てもかなり金の含有量が多かったとの事。

佐渡金山 金塊チャレンジコーナー

こちらは12.5Kgの金塊を穴から取り出す「金塊チャレンジコーナー」。穴から取り出せたら記念品を貰えるとの事で頑張ってみたんだが…パワードスーツでも着ていない限り無理そう…ってか…

「成功したなら金をくれ!」 (C)安達祐実

佐渡金山の展示 桶各種佐渡金山では江戸時代に金鉱石の運搬用に桶が使われていたようで、有名な「たらい舟」も多分同系列なんだろうな。今回たらい舟に乗ろうと思ったら、ゴールデンウイークからの営業と言う事で涙を飲んだのを思いだしたりしつつも見学続行。

佐渡金山 近代の坑道佐渡金山 金鉱石運搬トロッコ

この後は道遊坑周遊コース(近代コース)へ。鉛バッテリー式のトロッコや手持ちの掘削機が登場したりなんかしまして、坑道自体も近代的化。実は今でも佐渡金山には沢山の金鉱石が眠っているんだが、採算が合わないので掘らないだけならしい。

Bitcoinの採掘で痛い目に遭ったそこのあなた、本物の金がまだ埋まってますぞ!(煽)

佐渡金山 アセチレン燈

こちらは当時坑道で使われていたアセチレン燈。最終的にバッテリー式に取って代わられたんだがいい感じだよな…これ欲しいなぁ…天空の城ラピュタに出てくるポム爺さんも使ってたよねこれ。…そんなこんなで佐渡金山見学終了。結論としては…

佐渡島に来たなら最初に行っとけよっ!(爆)

【新潟県佐渡市】 回転寿司 弁慶 「ひたすら一番安い皿を取る(地魚)」【新潟県佐渡市】 回転寿司 弁慶 店構え

 そして佐渡島最後の飯はまたしても回転寿司 弁慶。何とまさかの3連チャン。だってとにかく安くて旨いのよ!特に最安皿(126円)の地魚が!そんな訳でひたすら最安皿を食いまくり。

はっきり言って高いマグロなんて食っている場合ではありませんっ!(断言)

帰りのフェリーは酒解禁海上国道350号線

そんなこんなで相棒をレンタルバイク屋に返却し、両津港で昼間の酒解禁っ!

ぷは~っ!やっぱフェリーはこれだよこれっ!(喜)

おけさ丸に随伴するカモメ帰りも行きと同じ「おけさ丸」に乗り込みまして、フェリーといえばカモメな光景をパチリ。

佐渡島両津港 おけさ灯台佐渡島の両津港発のフェリーを見送る「おけさ灯台」は何気におけさをかぶってたりする(笑)佐渡島よさようなら。大佐渡スカイラインが走れる頃にまた来るよ!

~2時間程爆睡~

新潟港に入港中

定刻通りに新潟港に入港中。

接岸作業の〆は何と人力最終的に人力で船を接岸させる佐渡汽船の新潟港…えっ!?人力なの!?(驚)

新潟駅でも酒新潟駅でも酒 その2

再びの新潟駅では再びの酒…(酔)

磐越西線でのんびり再びの磐越西線では再びの酒…(更に酔)

毎度お馴染み 会津若松駅の赤べこ毎度お馴染み 会津若松駅近くの富士の湯

個人的には毎度お馴染み状態の会津若松駅前フジグランドホテルに投錨。もちろん宿泊料金に含まれている富士の湯も当然堪能。

会津若松のホテルでもプチ宴会…そしてスーパーで買った会津の品々で再び飲んだのでありました(笑)

20140328ルート

今日のGPSログはこちら。電源入れ忘れでちと荒いけど…ま、こんな感じだな。

のんびりのんびり佐渡島。トキ…朱鷺…学名「ニッポニア・ニッポン」編

道の駅 芸能とトキの里の朝夜通し降り続いた雨も上がって爽やかな朝。軽トラの荷台とはいえバイクツーリング中の普段のテント生活よりも上方向の空間が格段に広いので全く苦にならず。

俺…ここに住めるよっ!(爆)

佐渡島 両津漁港鉄オタのトキ

朝は一旦両津港に戻ってお散歩。俺、漁港の雰囲気が好きなんだよね。それから工事現場で新幹線に跨がった新潟県のゆるキャラ「トッキッキ」を発見。何だかコイツ可愛いな。もしかして鉄オタなのか?! ウエザーニューズのライブカメラこちらは某所で見掛けたウエザーニューズのライブカメラ。この日本という国の治安の良さを再認識したよ。 そう言えば佐渡と言ったらトキだよな…前回初めて佐渡島に来た時はバイクで島をグル~っと一周したけれど…

…実はトキも見ていなければ佐渡金山見学もしていないという衝撃の事実がっ!(アホ)

何でこうなのかは正直自分でも良く分からないんだが、有名処ってまた来るだろう?的な考えで安易にパスする傾向があまりにも強すぎるものと思われます…。そろそろ行くか? …そんなこんなで佐渡島観光脳内シミュレーションを 実施しつつ、時計回りで佐渡島北部攻め開始。 佐渡島 長手岬 こちらは長手岬。佐渡って場所にもよるけれど、真ん中辺りの対岸が見える場所ってのはみんな風光明媚ないい場所だよな。 佐渡島 七浦海岸こちらは七浦海岸の夫婦岩。天気がいいってのもあるが、昔の人々はいい名前を付けたもんだよな。確かに寄り添っているように見える。この世の実際の夫婦が寄り添っているかは知らないが。 佐渡島 七浦海岸(軽トラ編)…止めときゃいいのに幌付き軽トラをバイクに見立てて一枚それっぽい写真を撮らないと気が済まなくなっている俺がいる(爆)

佐渡島 日帰り温泉 ワイドブルーあいかわ佐渡島 歩行者専用の姫津大橋

相川地区にあった日帰り温泉「ワイドブルーあいかわ」を堪能したり、尖閣漁協の姫津大橋を渡ってみたりととにかくのんびり過ごしているのでありますです。 佐渡島 尖閣湾こちらは尖閣湾の入り口の砂浜。そうだ俺思い出したよ!ここでテント張って寝たんだった!夏場だったから結構色々な方々がテントを張っていたんだよなここ。

【新潟県佐渡市】 民宿 尖閣湾 「魚かつ丼」【新潟県佐渡市】 民宿 尖閣湾 店構え

尖閣湾では民宿「尖閣湾」にて「魚かつ丼」を。腹ペコライダーにはちと量が少な目かもね(笑)でも旨いので十分に合格点。 尖閣湾を後にした俺はトキを求めて内陸方面へ。写真こそ撮っていないけど、如何にもトキがいそうな雰囲気の平地の田んぼが広がっている俺的に大好きな光景が広がりますです。

【新潟県佐渡市】 トキ資料展示館 マスコットで、初めてやって来たトキ資料展示館ではゆるキャラっぽいトキがお出迎え。ほうほう…

結構トキってデカいのね!(違)

【新潟県佐渡市】 トキ資料展示館 トキの学名はニッポニア・ニッポン【新潟県佐渡市】 トキ資料展示館 日本野生のトキ最後の一羽 「キン」

トキ、朱鷺、桃花鳥、ニッポニア・ニッポン。書き方は色々あるけれど…これほど日本の空に居て欲しい鳥ってのも珍しい。右の写真は日本最後の野生の朱鷺、キンの剥製。

…そんな訳で…この日本から「ニッポニア・ニッポン」という名の鳥はこの日本の空から一度居なくなった。

【新潟県佐渡市】 トキ資料展示館 トキ飼育ケージ

さだまさしの「前夜」という歌をご存じの方なら聞き覚えのあるであろう「トキが七羽に減ってしまったと…」で始まる歌が頭の中でガンガンに流れる中、トキ資料展示館でトキの飼育ケージを観察開始。あれっ…

全部で30羽位はいるんじゃねぇの?(し~っ!)

【新潟県佐渡市】 トキ資料展示館 佐渡牛乳の本来の楽しみ方(200ml編)【新潟県佐渡市】 トキ資料展示館 佐渡牛乳の本来の楽しみ方(500ml&1000ml編)

 こちらは地元、佐渡乳業の牛乳パックに対する正しい対処の仕方の展示など。しまった…おけさ丸で牛乳を飲んだ時はストローを刺してしまったので、トキのクチバシをイメージした黒い部分を引っ張り出さずに飲んじゃったよ俺…。 【新潟県佐渡市】 トキ資料展示館 トキの骨格トキに対する学術的な施設と言う事で、究極のカットモデルと呼ぶべき骨格モデルが充実している。フムフム。。。 【新潟県佐渡市】 トキふれあいプラザ トキの巣トキふれあいプラザではトキの巣を双眼鏡で観望。ちと遠いがトキの巣とカラスの巣は似たようなもんだなぁ…等と思っていたら下の方からおばちゃんが「2階の皆さん!トキが水飲み場にやって来ましたよ!下に降りてきて下さい!」との事。

【新潟県佐渡市】 トキふれあいプラザ トキがすぐ近く!目の前にトキだよっ!スゲー近いよっ!(喜)

「トキの森公園」のボランティアガイドの方によると、水場にトキがやって来るのはとっても珍しいとの事。ラッキーだったな俺。

「桃花鳥が七羽に減ってしまったと新聞の片隅に~♪」(C)さだまさし

…こんな感じに鼻歌交じりで少し遅めの昼飯を。再び回転寿司 弁慶へ。

【新潟県佐渡市】 回転寿司 弁慶 地物寿司再び【新潟県佐渡市】 回転寿司 弁慶 「アンコウ寿司」

126円の一番安い皿に地物が載っているという安心感(笑)独特な食感だったアンコウ寿司も126円!ここはまじでヤバい。回転寿司という名の楽園である。

【新潟県佐渡市】 軽トラの荷台にて最後の宴会イカ徳利はワンカップに刺すと安定する

そんでもって夜は荷台でプチ宴会。ま、こんな感じに車内は大フィーバーなのでありました(笑)ご馳走様でした!

20140327ルートこちらは今回のGPSログ。ゴールデンウイークまで大佐渡スカイラインがお預け状態なのがちと痛い。

フェリーに乗って佐渡島、ヤドカリ方式で島一周の巻(初日)

新潟駅

さて、佐渡島上陸の朝がやって来た。「トキめき佐渡・にいがたパス」を使って、新潟駅から路線バスで新潟港へ。

新造船「ときわ丸」佐渡汽船の乗船券

近々就航する新造船「ときわ丸」のパネルが眩しい。次回は是非ともこいつに乗りたいところ。そして「トキめき佐渡・にいがたパス」を使ってチケット売り場で乗船券を発行してもらい、出航時間まで新潟港の見物開始。

佐渡汽船はSuicaが使える新潟港の資料館 「テトラポットの模型」

 まず驚いたのは、何とSuicaでフェリーに乗れてしまうところ。ほえぇ~便利な世の中になったもんだよな。右の写真は構内にある小さな資料館のテトラポットの模型。サイズ、種類共に色々あるらしい。

テトラポットオタクの方には聖地巡礼としてここお薦めよ(笑)

佐渡汽船 おけさ丸こちらは今回乗り込む佐渡汽船の「おけさ丸」。いっつもフェリーはバイクで乗るから、タラップから乗るのは久々だよな。

トキのデザインの佐渡牛乳そんなこんなで出航時間になりまして…普通であればビールを飲みたいところではあるけれどここはグッとこらえてトキのデザインの佐渡牛乳。それにしても写真のど真ん中に牛乳を持ってきたのに何故か後ピンという…(涙)

そして半分寝ながら2時間半の船旅を楽しんでいると船長さんからの放送が。

広島県呉市の造船所から、新潟港へ向かう新造船「ときわ丸」

「ただ今本船の右側に見えておりますのが新しく就航する「ときわ丸」でございますっっ!」

(汽笛一発)

まどろんでいた船内のお客さんも一斉に窓に張り付いたのでありました(笑)

就航に向けて訓練航海でもしているのかと思ったが、後で調べたら広島県呉市の造船所から新潟港に向かっている途中だったそうな。そりゃ船長さんも声が上ずるわな(笑)

定刻通りお昼に佐渡島の両津港に到着しまして、港のすぐそばにあるレンタルバイク屋さんローズ・レンタルで予約していたマシンを受け取り。

慣れないマシンなので最初は慎重に。5速ミッションに前後コンビブレーキ搭載という最新型なのか古いマシンなのか良く分からないちょっと変わった奴なのである。お前となら丸二日仲良くやれそうだな…等と呟きつつ、佐渡島唯一の道の駅「芸能とトキの里」で記念撮影。

今回の旅の相棒「アクティトラック 5MT」…バイクじゃねぇのかよっ!(爆)

いや、最初はカブでも借りようかな?と思ってたのよ。でも料金を見たら何とこっちの方が安かった→後ろの荷台に幌付いてる→荷台に泊まれる!という連想ゲーム的発想でこいつにしたのよ(笑)

【新潟県佐渡市】 姫埼灯台まぁそんな訳で、今日は佐渡島の南半分をのんびりドライブ。佐渡島にはCB750で一度来た事が有るので島の構造は大体理解済み。佐渡島って「ひょうたん島」みたいな造りで、2つの山がくっついている低い部分が街。

山裾がすぐに海という島なので、灯台は地形を利用した小さい物が多い。一発目は姫埼灯台。小さいんだけれども中々どうして凝ったデザイン。

【新潟県佐渡市】 松ヶ崎灯台そしてこちらは松ヶ崎灯台。松ヶ崎灯台は公園になっていて、炊事場も完備したキャンプ場にもなっている。ここでキャンプは気分良いだろうな。

【新潟県佐渡市】 赤泊港途中、赤泊港に立ち寄ったりしながら時計回りに進みまして…

【新潟県佐渡市】 沢崎鼻灯台佐渡島最西端に位置する沢崎鼻灯台へ。結構大粒の雨が降ってきたけど軽トラなので問題無し。荷台に荷物を積んであるが幌付きなのでこれまた問題無しと至れり尽くせりの展開(笑)

【新潟県佐渡市】 回転寿司 弁慶 「佐渡島の地魚各種」【新潟県佐渡市】 回転寿司 弁慶 店構え

昼飯を食い損ねていたので、安くて旨いと評判らしい回転寿司 弁慶にて遅めの昼飯を。地物のノドグロやらブリやらを堪能したのでありました。この店、確かに安くて旨いので本気でお薦めです!

この後は晩飯の材料を買ったりなんかして道の駅へピットイン。家から持ってきたエアマットやらシュラフやらを荷台に展開してみたところ…

幌付きのトラックの荷台で車中泊完璧すぎる空間が完成!(爆)

幌付きのトラックの荷台でプチ宴会幌付きのトラックの荷台で「ひと塩こうぐり」を焼く

流石に今回、油はねしそうな材料は買わなかったけれども、雨の中でも全く平和な幌付き荷台で楽しく過ごしたのでありました。

さて…明日はどう過ごすかなぁ…(寝)

20140326ルート

本日のGPSログはこちら。